後藤徹さんの演説動画。以前の有田芳生、鈴木エイトの論調は?

後藤徹社会時事

後藤徹さんについて全く報道されていないようなので、ブログ記事にしてみました。これこそ「本当の闇」というべきでしょうか?「報道しない自由」というのも、たしかに自由です。「隠蔽する自由」というのもあるかもしれません。

後藤徹さんの演説動画

まずはこちらの動画を見てください。10分程度なのですぐに終わります。

サミット 2022 & リーダーシップカンファレンス 特別セッション 【拉致監禁 強制改宗の事例発表】
https://youtu.be/QvPu0x7v78s (動画時間 10分27秒)
全国拉致監禁・強制改宗被害者の会

UPF会議

最高裁で確定、裁判での時系列の整理

2008年2月10日 拉致監禁から脱出
2008年6月17日 荻窪警察署に告訴状を提出
2009年2月 東京地検へ送致
2009年12月9日 東京地検 不起訴処分
2010年6月23日 検察審査会へ不服申立て
2010年10月6日 検察審査会が、不起訴相当とする  
2011年1月31日 民事訴訟で東京地裁へ提訴
  
【2014年1月28日 東京地裁判決】
被告側に対し、総額約480万円の支払い命令

地裁判決よりも高裁判決で、より原告側が有利な判決となっています。

【2014年11月13日 東京高裁判決】
後藤徹氏の兄夫婦と妹の3人 総額2200万円の支払い命令
宮村峻 上記2200万円のうち、1100万円の支払い命令
松永堡智牧師 上記2200万円のうち、440万円の支払い命令
  
2015年9月29日 最高裁が上告を棄却、高裁判決が確定

■原告側の弁護士: 福本修也弁護士

■被告側の弁護士: 山口広弁護士、山口貴士弁護士、荻上守生弁護士など
(山口貴士と荻上守生は、紀藤正樹弁護士事務所に所属)

福本修也弁護士は、最近の記者会見ですっかり有名になりました。
反対側には、山口広・紀藤正樹と、こちらもおなじみのメンバーです。

有田芳生の2010年当時の論調

日本で作られたG君のパンフレットを翻訳して配布しているが、その欺瞞については「月刊タイムズ」での座談会(浅見定雄山口広宮村峻有田芳生)に詳しい。

ソウルで日本人統一教会員が集会
https://blog.goo.ne.jp/arita0327/e/c3065400b24e763c90aff4cf9332cdb5
2010年3月24日

※「G君」とは後藤徹さんのこと。

統一教会が最大の力を注いできた後藤徹氏「拉致・監禁」キャンペーン政治家の圧力などもあり、1年以上にわたり警視庁、東京地検が捜査を行ってきたが、2009年12月9日に不起訴となった。しかし後藤氏は信者である福本修也弁護士を代理人に検察審査会に申し立て。東京第4検察審査会は10月6日に「本件各不起訴処分はいずれも相当である」と議決した。まるでアウシュビッツにいたかのような後藤氏の写真を撮影したのは、ルポライターの米本和弘氏。

【補筆版】統一教会「拉致・監禁」キャンペーンの大破綻
https://blog.goo.ne.jp/arita0327/e/5ec8454bd37f45cf5e81433c0cd90948
2010年10月13日

統一教会「偽装」組織による「拉致・監禁」キャンペーンである。正式名称は「守れ!日本の人権・信教の自由」決起集会。主催は「全国拉致監禁・強制改宗被害者の会」。後援は統一教会などだ。衆議院の議員面会所受付けによると請願受付けは政党としては国民新党だけ。日比谷野外音楽堂で訴えたのは、青山丘・国民新党元衆議院議員。国会前で「請願書」を受け取ったのは、民主党の吉田公一衆院議員と下地幹郎衆院議員の公設第2秘書(もう一人は確認中)。

統一教会の請願を受けた吉田公一(民主党)下地幹郎(国民新党)衆院議員
https://blog.goo.ne.jp/arita0327/e/460181365c2ae5968b6122c20ac151f2
2010年12月3日

【有田芳生の当時の略歴】
2007年 新党日本の副代表に就任。代表は田中康夫。
2009年11月18日 民主党に移籍。新党日本と国民新党の合併話を有田が嫌ったため。
2010年7月11日 参議院選挙で初当選。

紀藤正樹の当時の論調

ブログや、消去された当時のサイトには何も書いていません。後藤徹さんの地裁判決や高裁判決も何もなし。他の霊感商法の事件などはたくさん書いてあります。
勝ったものや有利なものしか書かないというスタンスなのかもしれません。

全国弁連の当時の論調

UPF会議

後藤徹さんの地裁判決、高裁判決、最高裁判決について、何もなし。
 
2014年8月1日、「国連自由権規約委員会の報告」への反論声明という形で、全国弁連からの発表がありましたので、それを部分的に引用してみます。

本年7月、ジュネーブにある国連自由権規約委員会は、日本における基本的人権の遵守状況について審査し、7月24日、特定秘密保護法の年内施行やヘイトスピーチ問題などについて危惧を述べ、21の項目について日本政府に改善を求めました。
  
21項の多くは、当連絡会の弁護士にとっても賛同できるものです。ところが、その中に、統一協会がかねて宣伝してきた、統一協会信者が拉致監禁されて脱会を強要されているという主張に沿ったものとして、今後統一協会などカルト的宗教組織に悪用されかねない事項が含まれていることについて、当連絡会は深く懸念するものです。また、このように唐突に要請がなされたことは、同委員会の調査不足、認識不足を示すものとも言えるもので、大変遺憾です。

家族は強いて統一協会を脱会させようとしているわけではなく、話合いをしたいと願っているだけであっても、統一協会は、家族が信者と話合いをしようとすることさえ、拉致・監禁だと決めつけて阻害し、「拉致監禁によって信者が脱会強要されている」というキャンペーンをしてきました。

当連絡会の弁護士は、たとえ家族であっても信者の身体の自由を拘束し脱会を強要することはするべきではないという意見であり家族やカウンセラーにそのように助言してきました

この反論声明は、現在は削除されています。後藤徹さんの東京高裁判決が11月13日で、それより前に出されたものです。
特に3番目の引用部分は、東京高裁によって完全に否定されたということになります。

鈴木エイトの当時の論調

鈴木エイト=やや日刊カルト新聞は、後藤事件について多くの記事を書いています。一部のみ抜粋引用してみました。

統一協会(統一教会)は、数年前から『拉致監禁キャンペーン』を展開している。統一協会(統一教会)の信者を親族が保護し説得する『保護説得』を、『拉致監禁・強制改宗』であるとして非難、その最たるケースとしているのが12年5ヶ月の間監禁されたと主張している後藤徹氏のケース、所謂『後藤事件』である。

検察審査会は後藤事件に『不起訴相当』の判断
http://dailycult.blogspot.com/2010/10/blog-post_08.html
2010年10月8日

統一協会「反拉致監禁」キャンペーンにつるむ国会議員たち
http://dailycult.blogspot.com/2010/12/blog-post_04.html
2010年12月4日

17日、東京地裁でおこなわれた統一教会“拉致監禁キャンペーン”訴訟の被告本人尋問。これまで恫喝的威圧尋問をおこなってきた統一教会幹部信者弁護士が、“脱会カウンセラー”宮村峻氏への反対尋問で、思わぬ“反撃”に遭い、冷や汗を掻きタジタジになる場面があった。

「日本語解りますか?先生」「前提条件がデタラメ」「下手っ糞な誘導尋問は止めてください」宮村氏の“反撃”に統一教会弁護士がタジタジ
http://dailycult.blogspot.com/2013/06/blog-post_19.html
2013年6月19日

事実認定に関しては問題視される箇所が多く見られる今回の判決。それでも原告側の度を過ぎた厚顔な主張は、核となる部分に於いでほぼ全く認定されていない。今回の地裁判決は“拉致監禁キャンペーン”の要点を基準にした視点からみれば実質原告側統一教会側の敗訴である。
  
  
キャンペーンとしては実質的には敗訴だったのにもかかわらず原告側・統一教会サイドは「勝訴!」と 喧伝をしてしまったことになる。事実認定に問題ありと識者から疑問視される地裁判決に於いてさえ、誇張と歪曲に満ちた“拉致監禁キャンペーン”は司法から否定された。

“拉致・監禁”は認定されず、キャンペーン失敗の後藤事件地裁判決は統一教会サイドの実質敗訴か
http://dailycult.blogspot.com/2014/02/blog-post_9.html
2014年2月9日

国連自由権規約人権委員会の“トンでも”勧告に、全国霊感商法対策弁連が声明
http://dailycult.blogspot.com/2014/08/blog-post.html
2014年8月1日

統一教会が展開してきた“拉致監禁キャンペーン”訴訟に関し、地裁判決を上回る高裁での“トンでも判決”が確定することとなった。

最高裁が上告棄却=“拉致監禁キャンペーン訴訟”統一教会信者の勝訴が確定
http://dailycult.blogspot.com/2015/10/blog-post_7.html
2015年10月1日

鈴木エイトさんは、後藤裁判と激しく対立していたことがわかります。米本和広さんとも完全に対立。ただ最高裁の判決まで記事にしているのは立派です。全国弁連や紀藤弁護士は沈黙しました。

マスコミ報道が停滞していたのは、後藤裁判があって、判決でも負けてしまったことが一因ではないでしょうか?裁判中は報道できないのは当然で、裁判後にはさらに書きにくくなってしまった。

2010年以降に報道が停滞したのは、「後藤裁判」での敗訴が原因と言えそうです。

宮村峻と有田芳生が公開ヒアリングに出席

宮村峻
宮村峻

2022年8月18日、宮村峻と有田芳生が公開ヒアリングに登場しました。二人は非常に親しい関係とされています。

【脱会支援者からヒアリング 党旧統一教会被害対策本部会合】
 
党旧統一教会被害対策本部(本部長:西村智奈美衆院議員)は8月18日、第7回会合を国会内で開催。旧統一教会からの脱会を支援してきた宮村峻さんから、被害の実態と課題について話を聞きました。会合には、同本部特別参与の有田芳生さんが同席しました。

https://cdp-japan.jp/news/20220818_4293
社会時事
たこやきサラダ

コメント

タイトルとURLをコピーしました