角川歴彦会長へ忖度しまくりの報道記者質問【電通、KADOKAWA】

kadokawa社会時事

KADOKAWA会長へのメディア代表質問が、YouTubeにアップされていました。そこには普段と違う記者の姿が…。報道記者が忖度しまくり、間違った敬語を使いながら、やたらと低姿勢のアピール。最後には記者側の敗北宣言。KADOKAWAや電通だと、露骨に態度を変えてしまうという報道記者の姿勢が見えていました。

質問する報道記者の発言のみを抜粋

質問していた報道記者の発言だけを、順番に抜粋しています。気になった言葉遣いに注目しました。

引用元:
【東京オリ・パラ汚職】KADOKAWA会長が代表取材に応じる
https://youtu.be/adX5MlsmHg0
日テレNEWS

間違った敬語の使用、1回め

(記者の発言)
  • 事実関係の「ご確認」をさせてください

記者自身が確認をする場合に、「ご確認」という言葉は使わないと思います。明らかに間違った敬語の使用。

「お知り合い」「お支払い」「お会い」など

(記者の発言)
  • お知り合い」の会社に
  • 電通に「お支払い」した
  • 五輪に関する「お願い」も含まれている

五輪に関する「お願い」とは何でしょうか?こんな意味不明な質問は、聞いたことがありません。

(記者の発言)
  • その御方のお名前を伺えますでしょうか」?
  • お会い」した時は、どういう経緯で「お会い」したんでしょうか
  • お会い」されたんでしょうか

「そのおかたのおなまえを、うかがえますでしょうか」。報道記者は、このような言葉使いをするなら、他の記者会見でも徹底してください。いつもの記者会見とは、あからさまに言葉が違い過ぎます。

間違った敬語の使用、2回め

(記者の発言)
  • 事実関係だけの「ご確認」なんですけども

記者側が確認したい場合に「ご確認」という言葉は使いません。明らかに間違った日本語の使用。

「お支払い」「ご認識」

(記者の発言)
  • 高橋さんの会社に「お支払い」をする
  • お支払い」をした会社というのが
  • 7千万円を「お支払い」されたお金が
  • お金が渡ってないという「ご認識」で?

普段とは露骨に違っている記者質問の表現

高橋治之
(記者の発言)
  • 7千万円の「お支払い」で、このお金を全部または一部を高橋容疑者に「お渡し」してくださいというようなことを、「お伝え」したことはありますか?

普段の記者会見とは、露骨すぎるほど言葉使いが違います。いつもはこんな表現は使っていません。

「ご依頼」「お力のある方」

(記者の発言)
  • 便宜の「ご依頼」ですとか
  • 高橋さんって、あれだけのすごく「ちからのある方」で

高橋治之容疑者側の依頼は、「ご依頼」と言う。高橋治之氏については「お力のある方」と言う。普段の記者会見とは明らかに違い過ぎます。

記者がビビりまくって、忖度しまくり

(記者の発言)
  • (角川)会長に、何か異議申し立てるという気持ちは全く無くてですね
  • 責めるという意味は、もちろん無いという前提で

出版社KADOKAWAの会長が相手だと、露骨に態度を変える報道記者。良い実例として証明材料となってくれました。

(記者の発言)
  • 客観的に「お伺い」します
  • コンサル料として「お支払い」された
  • 会長の「ご認識」として

間違った敬語の使用、3回め

(記者の発言)
  • 必ずですね、角川さんたちの「ご主張」も必ず伝えたいという「お気持ち」もありますので、あの~大変ちょっと、ぶしつけな「ご質問」なんですけども
  • 大変ぶしつけな「ご質問」で恐縮なんですけども、賄賂を渡したという「ご認識」は

記者側の気持ちや質問を「お気持ち」や「ご質問」とは言いません。日本語が間違っています。低姿勢アピールを、そんなにやる必要がどこにあるのか疑問です。

(記者の発言)
  • どなた」が「おっしゃって」ましたか?
  • その時、「どなた」が「いらっしゃった」か覚えてますかね?

記者の敗北宣言

角川歴彦
(記者の発言)
  • (角川会長に対して) リスペクトしないとか、そういうことではありませんので、失礼しました

記者の敗北宣言が簡単に見えてしまいました。忖度しまくりで、低姿勢もアピールして、最終的には敗北宣言。いつもの記者の態度とは露骨に違うというメディアの姿勢。

良い検証材料になると思います。

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たこやきサラダ

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