SUMMER SONIC2022に出演したイタリア出身のロックバンド、Måneskin。女性ベーシストのヴィクトリア・デ・アンジェリスさんがステージ上で破廉恥な姿になっていました。ラッパーのメーガン・ジー・スタリオンさんはコスプレ姿を披露。背景には女性の権利などについての主張があるようです。
Måneskinのヴィクトリアが、おっぱい丸出し
8月21日、SUMMER SONIC大阪でのライブ終盤に、マネスキンの女性ベーシスト、ヴィクトリアさんが乳首を露出してステージに立っていました。


普段の正装では、ニプレスを装着しています。この日はニプレス姿で、客席の方にも入り込んでいました。


いろんな意味で、四重五重の観点でヤバいかもしれません。
ヴィクトリア・デ・アンジェリスさんのインスタグラム
https://www.instagram.com/vicdeangelis/
ヴィクトリアさんのニプレス姿の背景には、性別などに関する主張があるようですが、全く関心が持たれていません。
海外アーティストの多数は、コール&レスポンスやシンガロングを求めていて、一部ではサークルやモッシュも起きていました。特にオフスプリング=The Offspingと、ヤングブラッド=YUNGBLUDです。
メーガンに無反応だったtwitter
ワンオクの前だったメーガンのステージ


Megan Thee Stallion メーガン・ジー・スタリオン
2021年、グラミー賞最優秀新人賞、最優秀ラップソング賞、最優秀ラップパフォーマンス賞を受賞。ジェンダー、人種、性別、自立、ボディ・ポジティブについて発信し続けている。
stallion / スタリオン:一般的な意味は「種牡馬、種馬」のこと。(例:競馬ゲーム「ダービースタリオン」
ワンオク Takaの問題発言の中でも「メーガン」に言及あり。しかしTwitterでは、メーガンに対する反応は、ほぼ無反応でした。「セーラームーンのコスプレ」という指摘がちらほらあるだけ。ジェンダーに関する主張の部分は、全く広がりそうにありません。日本では絶対に売れないタイプのアーティストのようにも見えます。
日本での有名な炎上例


ジェンダーに関しての日本での炎上の実例として、松戸市のVTuber「戸定梨香」やマンガ広告「月曜日のたわわ」が有名です。
これらがアウトで、上記の海外アーティストはOKなのでしょうか?フェミニストの基準がさっぱりわからないので、特に男性は何も反応したくなくて逃げます。
逆に言うと、海外アーティストの主張は、日本では無視される状況となっています。
Rina Sawayamaへの共感
twitter上では、リナ・サワヤマさんへの共感はかなり見られました。一定の主張をされていましたが、好評だったようです。
NHKが報道するフェスの事情
NHKが、フェスの諸事情について報道していました。部分的に引用しています。
【3年ぶりサマソニ開催 コロナ禍のフェス・ライブ事情】
引用元:NHK NEWS WEB https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220819/2000065254.html
笹井所長は、「公演活動を継続すること、しかもそれが安全に配慮され感染対策が徹底されていることが広く認められることが大事です。引き続き気を緩めずに感染対策を続けていかなければならないと考えています」と話していました。
【ルールはどうなっている?】。
せっかくのライブやフェスであれば、「大きな声を出したい!」「コールアンドレスポンスで盛り上がりたい!」と思う方もいるかもしれません。政府の「基本的対処方針」では、会場の収容率を50%とすれば「大声を出してのイベント」を開催することが認められています。
例えば、3000人の会場であれば、1500人以下で開催するということです。もちろん、観客間の距離をあけることは大切で、基本的対処方針では、できれば2メートル、最低でも1メートルは開けることを求めています。実際、サッカーではスタジアムの収容率を50%にした一部の試合では、声を出しての応援が許可されています。ただ、今回のサマーソニックでは、▼ライブ中の歓声や▼コールアンドレスポンスは禁止となっています。
サマソニと文化庁の関わり
今回のサマソニは、文化庁が関わる事業となっています。文化庁長官は、有名な作曲家の都倉俊一。2021年4月に就任していました。部分的に引用しています。
【サマソニで音楽とアートが融合。「Music Loves Art in Summer Sonic 2022」がサマソニで開催】
引用元:美術手帖 https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/25927
日本最大級の都市型ロック・フェスティバル「SUMMER SONIC」、通称「サマソニ」が今年もZOZOマリンスタジアム、幕張メッセにて開催される(8月20日・21日)。そのライブ会場にて、文化庁が音楽とアートを融合させた分野横断的な取り組み「Music Loves Art in Summer Sonic 2022」を実施。日本のアーティストを世界トップレベルに育てていくことがその目的のひとつだ。
なお、「Music Loves Art in Summer Sonic 2022」主催である文化庁長官の都倉俊一は、取材のなかで「巨大なロックフェスにて音楽とアートを融合する初めての試み。日本の文化芸術は、音楽やアート、文化遺産などの分野ごとだけでなく、領域を横断しながら取り組むことで、新たな価値を創造することができると考えている。今回のイベントを起爆剤として国内アーティストを世界レベルにあげつつ、日本の文化芸術産業をより大きな規模に発展させることで、世界により力強く発信していきたい」と、本展に対する強い意欲をのぞかせている。
サマソニとクリエイティブマンには問題が多い。ワンオク Takaの発言ばかりが注目されましたが、それだけではなかったようです。海外アーティストは例外で特別待遇とすることが、どこまで通用するのかは疑問です。
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