ツイッターの「トレンド操作」や「キュレーション」について、togetterまとめや各社報道記事を集めてみました。ネットニュースではさまざまな観点から報道がされていますが、大手メディアが一切報道しないのは気になるところです。
togetterによるまとめ記事
togetterは忖度することなく、まとめ記事をどんどん上げ続けています。
Twitter社とは強力な提携関係にありますが、まるでお構いなし。圧力もなさそうです。
togetterの今後の動向にも注目。
しかしこれらの記事が消されることはないでしょう。

11月7日
悲報「シャドウバンはありません」と言っていたツイッターさん、シャドウバンされる。
https://togetter.com/li/1969474
11月7日
Twitterがトレンド操作で社会問題を作ってきたのか。政府自民党批判、ハフポストやポリコレ記事、フェミ系ツイートが流れてこなくなった。
https://togetter.com/li/1969670
11月8日
Twitterのトレンドは「トレンド操作はされていない」が、ニュースタブに掲載される「モーメント」選定のプロセスや、ユーザへの十分な周知に不足があったのかも?という記事(追記あり)
https://togetter.com/li/1970345
11月8日
TwitterがTL表示の仕様が変わった!?気付いた人たちの喜びの声と、始まる「ツイッターTL復活祭」
https://togetter.com/li/1970179
11月8日
Twitterのトレンドが非常に意識低くなっているのはアルゴリズムを自動化するとだいたい『スポーツ新聞』になるからなのかもしれない
https://togetter.com/li/1970090
J-CASTニュースによる報道
各社報道記事の紹介と、その一部を引用しています。全文を読んだ方が面白いので、ぜひ各社の記事を読んでみてください。

引用元:(11月7日の記事)
イーロン・マスク氏買収のツイッター、「モーメント」更新停止? 指摘続々…混乱広がる
https://www.j-cast.com/2022/11/07449721.html
モーメントは、ツイッター社がアルゴリズムまたは手作業で作成したものと、ユーザーが作成したものに大別できる。
モーメントはツイッター社のキュレーションチームが編成している。朝日新聞の22年6月付記事によれば、各メディアから届いたモーメントを「速報性や公平性」に配慮して選ぶと担当者が明かしている。
メディアとの具体的な協業プロセスは不明だが、モーメントの公開当初には16の参加パートナーを公表していた。
ヨーロッパ地域などを担当していたキュレーションチームの元社員は4日、ツイッターで「キュレーションチームはもう存在しません」と解散を明言した。
J-CASTニュースは、朝日新聞に近いネットメディア。これぐらいが限界かもしれません。
これ以上は、何も書けないでしょう。
INTERNET WATCHによる報道
引用元:(11月7日の記事)
従業員の大量解雇の影響か? Twitterでニュースなど一部機能の更新が停止中
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1453498.html
Twitter Japanが運営する公式ブログでは「#Twitterトレンド大賞」をはじめ、今冬に行われるキャンペーンが10月下旬に予告されているが、これらにも影響が出るのだろうか?
ITmedia NEWSによる報道

引用元:(11月7日の記事)
「トレンド操作」トレンド入り 大量解雇でTwitterはどう変わる? ITmedia NEWS編集部で考えてみた
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2211/07/news167.html
Twitterのニュース欄にTwitterの編集部的な組織が選んだ記事が載っているのは不自然な話じゃないですよね。例えばYahoo!ニュースだって同じことをしていますし。問題は、それがあたかも世論に見える可能性がある見せ方をしていた、というところだと思います。
ニュース欄についてはちょっと事情が違うかもしれません。ニュースは2015年に日本発で実装されたんですが、当時はYahoo!ニュースとの差別化を図るためか、ニュースの選択は「ユーザーのアクション(ツイート、リツート、お気に入り)によってニュースの一覧が作成されることにある」としていました。つまり人の意思が介在しないことをある意味で売りにしていたんですよね。
だからモーメントを送ったからといって必ずおすすめ欄に載せてもらえるわけではないし、同じ話題を記事にしても、別の媒体に先を越されることもありました。少なくともITmedia NEWSではそうでした。
今、公正取引委員会でステルスマーケティングの検討会をすごいスピードでやっているんですけど、そういう場所で議論になってもおかしくないですね。
今までもユーザーと提供側でのすれ違いが見られましたね。特に日本のユーザーは昔のSNS的にTwitterを使っていると思うんですけど、一方でTwitterは広告プラットフォームとしてサービスを開発・提供していた。それがSNSとしてのサービスの使い勝手に影響したとき、トレンド欄が燃えていた気がします。
MONEY VOICEによる報道

引用元:(11月7日の記事)
ツイッター大量解雇で図らずも露見した「トレンド操作」疑惑。左翼系一掃で「快適」との声も広告主離れによる存続の危機も進行中
https://www.mag2.com/p/money/1249770
そんななかでも、もっとも大きな変化として多くの方から指摘されているのが、いわゆる左翼、フェミニズム、ポリコレ系といった、以前まではツイッター上のトレンドなどでしきりにあがっていた特定の系統の記事やツイートが、ほとんど流れて来なくなったという声だ。
ただ今回の大量解雇によって、そのキュレーションチームもあえなく解体の憂き目となった模様で、それによってこれまでそのキュレーションチームが優先して取り上げていた記事やツイートの“思想的傾向”が、図らずも明るみになってしまったというのだ。
このように今回のツイッター社の大量解雇に関して、少なくとも日本国内のユーザーの間では「妥当」「歓迎」といった声が多くを占める印象で、なかには「快適に使えるようになった」といった声までもあがる。
ビジネスジャーナルによる報道
引用元:(11月8日の記事)
Twitter「トレンド操作」の実態…特定のメディアとホットライン構築か
https://biz-journal.jp/2022/11/post_325660.html
また、4日以降、各ジャンルのトレンドワードなども表示される「ニュース」フィードが一時、更新ストップとなり、「トレンド」フィードでそれまで頻繁にランクインしていたジェンダー系やポリコレ系、SDGs系、左翼系のキーワードが激減したという指摘も続出。「トレンド操作」というキーワードがトレンド入りするなど、Twitter側がトレンド表示を“操作”していたのではないかという見方も広がっている。
Twitterに関していえば、キュレーション担当の部署が、ジェンダーやポリコレといったジャンルに力を入れている特定のメディアとホットラインを設けて日常的にやりとりをしているというのは、知られた話だった。
しかしTwitterのトレンドやニュースに並んでいる情報は、どういう基準で選ばれ、並んでいるのか外部からは分かりにくくなっています。この点もユーザーが不信感を募らせる一因になっているのではないでしょうか
ABEMA Primeによる報道
リンク先:(11月8日放送)
「トレンド操作」がトレンドに SNSかメディアか?マスクTwitter社は何目指す?
https://abema.tv/video/episode/89-66_s99_p4273

ABEMA Primeはテレビ朝日のスタッフによる制作。議論番組なので事実関係の取材は甘いです。
テレビ朝日も「トレンド操作」の事実は認識しています。
報道しているのは、一部のネットメディアのみ。大手の新聞社やスポーツ紙までも、報道はしていません。これもある意味で「答え合わせ」です。
Twitter社の問題だけではなく、大手メディアにとっても不都合な事実なので、書かないし書けない。
どれだけ影響が大きかろうが、「報道しない自由」は堂々と行使されています。
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